絶対に失敗しない!
フロアコーティング業者の選び方

業者選びの5つのポイント

ホームページの内容を確かめよう

サービス内容や実績数など、業者のホームページを見て選ぶ際に、気をつけたいポイントが以下の3つになります。本当にしっかりとした会社か、最初の見極めが肝心です。

写真があれば、より信頼感UPですね。
1. 「お客様の声」を見る
実際のお客さんの感想は、何よりも信用のおける情報源。確かな実績を持った会社なら、 このコンテンツは自然と充実しているはず。 逆に、掲示板などは「業者自身による宣伝や誹謗中傷」も多いので、確実に見分ける自信の無い 限りは、参考程度に留めましょう。
2. 「施工の流れ」や「フローチャート」、施工実績のページを見る
親切な会社であれば、一般の人には分かり辛い部分についての説明には手を抜きません。また、実際に数多くの施工をこなしていれば、このような写真も豊富に所有しているはずです。
数枚の写真が貼ってあるだけだったり、施工の工程は無く、完成写真しかないような会社ではちょっと不安です。
3. 「コーティング種類」のページをよく見よう
どんな成分の、どんなコーティングなのか?試験表等の客観的なデータはあるのか?
「イメージだけで付ネーミングの、内容不明なコーティング」では、安心して頼むことはできないし、そのような会社では信用がでけられたきません。それぞれのコーティングについて、しっかりと解説し、試験表等のデータも揃っている会社を選びましょう。
ただの紫外線カット効果のみのものを「UV」とネーミングし、お客さんにUVコーティングと勘違いさせたりといった、悪質な会社もあるので注意が必要です。

サンプルを取り寄せよう

お客さん向けへの資料を広告費等の兼ね合いで、渋るような会社さんは信用にかけるわね。

非常に大切な条件といえます。
この段階で、会社は殆ど絞れるはずです。
なぜなら、コーティングのサンプルを見れば、その会社の用いているコーティングの性能が確かめられますし、付属する資料の充実度で、会社の実態や、フロアコーティングにかける情熱も伺えます。

価格にこだわりすぎない

あまりにも安い場合は「やった~」でなく、「なぜ?」と疑ってかかった方が安心・安全ね。

「安かろう悪かろう」は、フロアコーティングも一緒。 特にフロアコーティングは基本的に一回限りのサービスなので、低価格に振り回され過ぎず、内容の確かなコーティングと会社を選びましょう。
その上で「より安く」を求めるのは、もちろんOK。

「コーティング専門会社」を選ぼう

ハウスクリーニングや掃除用品通販等、「どれが本業?」な会社は避けた方が無難ね。

どこでフロアコーティングをするか迷ったら、このポイントにも注目してみましょう。清掃業者がバイト感覚の副業として「コーティング」施工しているケースも意外と多い様です。
フロアコーティング施工はフローリングの種類にも、気温や湿度にも対応しなければならない繊細な作業。確かな技術と豊富なノウハウを持った「専門会社」にお願いするのが正解。

実際に会社を訪れてみよう

ここで、会社選びのすべてが決まります。驚く事に、何だかんだと理由を付けて断る会社が殆どです。
それは前項の通り、個人の清掃業者さんが市販の安価なコーティング剤を仕入れて「小遣い稼ぎ」にやっていたり、ホームページだけ立派で実体が無い会社が多い為です。
逆に、ちゃんとしたコーティング会社であれば、快く受け入れてくれ、決して嫌がったりはしないはず。電話では分かりにくかったポイントも、実際にサンプルを用いたりなどして、より詳しく説明してくれるでしょう。
イジワルかも知れませんが、たとえ行く予定が無くても「行って良いかどうか」一度聞いて試してみるのもいいかも知れません。

お客さんに来られたら都合が悪い会社が謳う「保証」って信じがたいわね。

安いフロアコーティングの理由

安いフロアコーティングの理由フロアコーティング業者を比較していると、異様に安いところがあったりします。
たとえば数万円ですべて施工してくれるところなど・・・果たして本当に数万円でフロアコーティングができるのでしょうか?
実は、安いフロアコーティングには「カラクリ」があります。
何も「カラクリ」なくして安くはなりません。つまり、どこかで「手を抜いている」ということになります。

たとえば、人件費に手を抜いている場合は、剥離作業やコーティング作業の時間を短縮し、いわゆる「時給」を少なくするパターンが考えられます。充分な乾燥時間を取らなかったり、作業が早いだけでいい加減な場合が多く、結果としてはフローリングの寿命を短くしてしまうことになります。また、きちんとした技術をもった人を雇わずに、アルバイトなどで給料を安く済ますパターンも考えられます。その場合は確かな技術がない人が施工を行うので、仕上がりが綺麗にいかない場合もありますので注意が必要です。

次に、材料費を削っている場合も考えられます。この場合はシンプルに「粗悪な塗料」を使っていることが多いです。塗料を薄めたりするパターンが考えられますが、実は粗悪な材料を使っていても数年は綺麗に見えてしまったりするので、判明しづらいという怖さがあります。数年経って苦情を言っても、保証期間外だったり業者がなくなってしまっていたりする可能性もありますので、気を付けないといけません。

最後に、研究や開発の手を抜いている場合が考えられます。これはどういうことかというと、フローリングの種類というのは毎年どんどん増えています。そのような新しいフローリング・木材に対応する薬剤や塗料の研究は、フロアコーティング業者にとって欠かせない課題となっています。しかし粗悪な業者はこの「新しいフローリング」に対応する努力を怠っているため、木材に合わない薬品や塗料を無理やり使ってしまいフローリングを痛めてしまうケースや、コーティングが剥がれてしまうケースがあります。

このように「安さ」ばかりを重視すると、結果的に損な買い物をしてしまうことがあります。
質と技術、そして価格のバランスを見て、業者を選ぶことが重要といえます。

CHECK POINT!!

安いと思って喜んで飛びついたら、粗悪な業者だった…なんてことは、よく考えたらフロアコーティングの業界以外でもよく聞く話かもしれません。
フロアコーティングは一度施工してしまったら剥離もそれなりに大変だから、安かろう悪かろうはもってのほか!
料金以外の点もしっかり比較して良い業者を選びたいところね。

粗悪な業者の見分け方

粗悪な業者の見分け方粗悪な業者の見分け方のポイントは、ずばり「コーティング剤やワックスの剥離」や「フローリングの補修」が出来るか出来ないかという点です。
まず剥離ですが、剥離の得意な会社であれば、まず通常のフロアコーティング施工の技術は確かであると判断できます。
それだけ、コーティングの剥離作業というのは難しいもので、業界でもきちんと技術のある会社でないと対応できないところも多いのです。
さらに、もし剥離に失敗したら、今度はフローリング自体を張り替えないといけなくなるので、委縮して剥離をやりたがらない業者も多いわけです。

次にフローリングの補修についてですが、これは施工内容に含まれているかいないかを判断基準にするのが良いでしょう。
ひどい業者になると、清掃や補修、修復などを一切行わず、コーティングを始めてしまいます。
そんなフローリングが美しいわけありません。
業者に見積もりを依頼する際は、コーティングを始める前に何を行ってくれるのかをしっかりと聞きましょう。

そしてもうひとつ、当サイトでも紹介している「UVコーティング」についてですが、実は本当の「UVコーティング」ではない、ただ紫外線対策をしただけのフロアコーティングのことを「UVコーティング」と呼んで売っている業者があるのにも要注意です。
本当のUVコーティングは、光を照射してコーティングを固めることで厚みがあり保護性能が高いコーティングを実現しています。
しかし偽物のUVコーティングは、シリコンコーティングやウレタンコーティングに日焼け止め機能を擁しただけのものの場合があります。
こちらもホームページなどをよく読み、電話などで事前に確認することができますので、心配な場合はしっかり確認を行ったうえで依頼するのが良いでしょう。

CHECK POINT!!

フロアコーティングは、塗るのよりも剥がすのが大変だったいうのは初めて知ったわ。
剥離を失敗して、もしフローリングを張り替えなくてはならない事態になったら・・と考えると怖いわね。
やっぱり確かな技術を持った会社にお願いしたい!