フロアコーティングの
種類について

フロアコーティングの種類別特徴比較表

  特徴・メリット・デメリット 耐用年数 乾くまで 性能 価格
アクリル系
(ワックス)
  • ・「ツヤ出し」が主目的
  • ・「剥離作業」も「塗り直し」も簡単
  • ・コストが安い(1㎡あたり10,000円~)
  • ・業者によっては高硬度なアクリルコーティングを提供している
  • ・保護性能が弱く、水や洗剤にも溶けてしまう
  • ・耐久性がないため2年ごとに定期的な施工が必要
~3年 1時間
程度
★ 安価
ウレタン
コーティング
  • ・20年以上前から存在する最もポピュラーな施工方法
  • ・特に「摩擦に対する強さ」が優れる
  • ・水溶性の樹脂なので施工中の臭いが少ない
  • ・現在は環境や身体に優しい水性塗料を使用
  • ・ツヤが控えめ
  • ・他のフロアコーティング施工と比べると低コスト
  • ・密着が比較的弱い(剥がれの原因となる)
  • ・薬品に対してやや弱い(アルカリ性の洗剤等)
  • ・乾燥時間が長い(完全硬化するまで1カ月程度かかる)
  • ・安全基準をクリアしていない薬品の可能性がある
  • ・耐久性が2〜3年程度と短い
8~10年 2~3日 ★★★ 普通
ガラス
コーティング
  • ・フローリングの風合いをそのままで美しく保護できる
  • ・ナノコンポジット技術で強固なガラス塗膜を塗布するので硬度が高い(9H)
  • ・無機質の液体ガラスが原料なので赤ちゃんや犬や猫が舐めても安心
  • ・つやあり、つやなしを選べ、マットな光沢を出すことができる
  • ・耐水、耐溶剤、耐洗剤性が高く、椅子の移動やペットの爪などによる傷がつきにくい
  • ・アルコールやアンモニアに強く、ペットを飼っている家庭にもおすすめ
  • ・UVカット効果で紫外線によるフローリングの劣化を防ぐ
  • ・膨張や収縮に強いのでクッションフロアにも施工可能
  • ・水拭きや洗剤の使用ができるので掃除が楽
  • ・完全硬化までに2日程度と時間がかかる(翌日入居できる施工法もあるので依頼業者に確認することをおすすめします)
  • ・滑ることがある
  • ・補修後の上塗りが出来ない
  • ・石油系溶剤を使用しているので樹脂ワックスの上に重ね塗り不可
  • ・非常に強いショックを与えるとひび割れする
10年前後 2日程度 ★★★★ やや高価
シリコン
コーティング
  • ・アクリル樹脂にシリコン樹脂を混ぜたコーティング剤を使用
  • ・硬さや薬品に対する強さなど、基本的な性能が高い
  • ・耐アンモニア性・揮発性に優れているので、フローリングだけでなく、キッチンや洗面所などにもよく用いられる
  • ・適度なツヤがある
  • ・比較的安全性が高い
  • ・床暖房対応やUVカットタイプなど種類が多い
  • ・耐久性がやや低いので居住予定年数が短い人向けのコーティング
  • ・塗り直しが難しいため、長期間保護したい床には不向き
  • ・乾燥時間が長い(完全硬化するまで1カ月程度かかる)
5~10年 2~3日 ★★★★ やや高価
UV
コーティング
  • ・フロアコーティング最高峰の品質を誇る施工方法
  • ・光沢(ツヤ)が強く高級感あふれ見た目が美しい仕上がり
  • ・耐久期間・保護性能(摩擦や熱)が最も高い
  • ・「塗り直し」が可能
  • ・ペットや子供などに対する安全性が非常に高い
  • ・適度なグリップ性
  • ・ウレタン樹脂に紫外線を照射し瞬間的に硬化(乾燥待ち時間が無い)するため、乾燥を待たず即入居も補修(部分直し)も直ぐにできる
  • ・特殊な機材と、高い技術を要するので価格が高め
  • ・光沢感が部屋の雰囲気と合わない場合がある
20年以上 一瞬 ★★★★★ 高価

CHECK POINT!!

性能・耐用年数に比例して、価格が上がっているのには納得です。
できるだけ性能が良いものを施工したいけど…問題は予算。
フロアコーティングは家の広さや状態によって価格が変わってくるから、価格が知りたい人は業者に見積もりを頼むのが一番ね。

UVフロアコーティングをもっと詳しく!

「UV」というのは日焼け止めという意味ではなく、光(UV)で固めるという意味です。ジェルネイルを乾かすのに使うライトのイメージに近い、と言えばわかりやすいでしょうか。耐薬品性・耐熱性・耐摩擦性があるため、一度施工すると床にシミやヨゴレがつきにくくなります。また、フロアコーティングの中でも一番綺麗なツヤが出ます。しかしあまりツヤがあっても部屋の雰囲気とあわないかも…と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?そんな方は是非、無料サンプルを取り寄せてみてください。実際のイメージがわかるのでとても参考になりますよ!

>UVフロアコーティングの特徴やメリットはこちら

フロアコーティング種類別クチコミ評価!

ワックス

私はワックスをかけています。というのも、フロアコーティング業者から何社が見積もりを取ったのですが、家が広いせいか完全に予算オーバー・・。泣く泣く諦めて数カ月~半年に1回程度ワックスがけをしています。掃除は嫌いではないほうなのでそんな苦痛でもないですが、でもやはり今思うとリビングだけでもコーティングしておけば良かったかな、とちょっと後悔。汚れが少ないうちに再検討したいです!

(群馬県 一戸建て 30代 女性)

ウレタンコーティング

新築のマンションを購入する際にウレタンコーティングというものをオプションでお願いしました。2LDKで15万程度だったので価格的には満足しています。不動産屋さんの話だと、新築時に施工してしまったほうが掃除や剥離に手間がかからないため安価で済むようです。仕上がりも今のところは何も問題ありません。あまりベカベカと光らずに優しくコートしてくれている点が気に入っています。

(東京都 マンション 30代 男性)

シリコンコーティング

建て替えの際にフロアコーティングを行いました。本当は水周りのコーティングのみを考えていたのですが、どうせならリビングなどのフローリングも行ったほうが良いと勧められ、思い切って家中コーティングしました!結果は、ツヤツヤのピカピカがもう何年も続いております。特にキッチンや洗面所などの劣化がまったくないのには驚きでした!ただ乾くのに結構時間がかかったので入居中の人には不向きかもしれません。

(広島県 一戸建て 20代 女性)

UVコーティング

マンションの入居時にオプションで付けてもらったフロアコーティングが4年目くらいから効き目がなくなってしまい、長持ちするというUVフロアコーティングを選んで施工しなおしました。以前のコーティングも十分綺麗だと思っていたのですが、いざUVフロアコーティングにしたらまったく輝きが違って驚きました。また、耐久性もまったく違います。確かに価格は少し高かったけど、今後20年という「持ち」と「品質」を考えるとむしろ安いのかもしれません。

(埼玉県 マンション 40代 女性)

CHECK POINT!!

みなさんやはり目的や用途、そして予算にあわせた種類をきちんと選んでいるみたいね。
新築の方は不動産業者に勧められて施工する人が多いみたいだけど、「ついで」と考えないでじっくり選んだほうがよさそう。
入居中の方は以前のコーティングやワックスをうまく剥がしてくれる業者を選ぶのもポイントかもしれないわね!

緊急アンケート!みんなに選ばれているフロアコーティングとは?

UVコーティング:55%、シリコンコーティング:30%、ウレタンコーティング:10%、アクリル系(ワックス):5%

CHECK POINT!!

一回の施工で長持ちするUVフロアコーティングは金額は高いけど、長期的にみるとやっぱりコスパが良いところが魅力のようですね。
数十年長持ちするから、ワックスがけのたびに家具をどかして・・・というのが面倒な人にも向いているかも!